青の炎　（角川文庫）

中学生の少年が家族を守るために義理の父親の殺人を計画する。

一人で完全犯罪に挑む少年の孤独な戦いその哀切な心象風景を精妙な筆致で描き上げた、日本ミステリー史に残る感動の名作です、すごく泣けました。

クリムゾンの迷宮（角川ホラー文庫）

藤木はこの世のものとは思えない異様な光景のなかで目覚めた。視界一面を覆う、深紅色の奇岩の連なり。ここはどこだ？傍ら携帯用ゲーム機が、メッセージを映し出す。「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された」

とてつもなく怖いホラー小説です、命を賭けた戦慄のサバイバルゲーム、なめちゃいけません、マジで怖いです。

龍は眠る

「週刊アロー」の記者高坂昭吾は、台風の夜、子供がマンホールに落ちて死亡する事件に遭遇する、そしてその時出会った不思議な少年、彼は超能力者なのか？そんなある日高坂の昔の婚約者が誘拐された。しかも犯人は、高坂に身代金を持参せよというのだ。

超能力者とはいったい何か？彼らの苦しみとは？そして事件の犯人は？次々と意外な方向に展開する事件。

眠れぬ夜を過ごすことでしょう。